2022年12月1日(木)、幕張メッセで開催された第45回 日本分子生物学会にて本領域共催シンポジウム「科学技術特異点 / トランススケールイメージングが拓くシンギュラリティ生物学:生命科学研究の特異点 Scientific and Technological Singularity/Singularity in bio-science research by Trans-Scale Imaging」を開催しました(オーガナイザー A03-1班 坂内博子さん A03-4班 岡崎拓さん)。当領域からは、永井健治代表(A01-2)がシンギュラリティ生物学のコンセプトとAMATERASについて、小松崎民樹さん(A02-2班)が強化学習を利用したラマンイメージング法の高速化、大浪修一さん(A02-1班)がバイオイメージングデータを世界で共有し解析するためのデータベースの構築現状と将来展望、堀川一樹さん(A03-2班)が10万個の粘菌の細胞内シグナル伝達について講演しました。また、ゲストの松井功先生(大阪大学医学系研究科)に、腎臓の病変を個体ー細胞ーオルガネラ解像度でのトランススケールイメージング研究について話題提供いただきました。計測機、理論、データベース、そして注目すべき生命現象における「特異点」が見えてきたように思います。ご参加ありがとうございました!