個体内細胞機能を観察・操作する分子ツールの開発
研究代表者:永井 健治
機関: 大阪大学・産業科学研究所
専門分野: 生物物理学
役割分担: シンギュラリティ細胞の可視化プローブ開発
研究の目的:
組織や個体といった細胞集団においてシンギュラリティ現象を捉え理解するには、①他とは違う要素をもつ稀有で重要な生理機能を有する細胞を区別して観察する、②同細胞からシステム全体の働きへの不連続な変化 (=臨界) に繋がる経時的な段階を分析する、③同細胞が臨界をもたらすシンギュラリティ細胞であるという多角的知見を得るための人為的摂動による検証を行うことが必要不可欠である。本計画班では、可視化計測用の各種プローブの開発、並びに物理的、化学的刺激等によって細胞に様々な摂動を与える分子ツールの開発を行い、シンギュラリティ細胞を見出し理解するための基盤技術を確立する。
研究分担者:吉村 英哲
機関: 東京大学・大学院理学系研究科
専門分野: 生体分析化学
役割分担: シンギュラリティ細胞の機能操作ツール開発