新学術領域研究「シンギュラリティ生物学」では、領域で開発を進めている1秒以下のワンショットでcmスケールの視野をサブ細胞レベルの空間分解能で撮像が可能なトランススケールスコープ AMATERAS ( A Multi-scale/modal Analytical Tool for Every Rare Activities in Singularity )を利用した共同研究を募集しています。
1. AMATERASについて
AMATERASの詳細については、以下の文献をご覧ください。
IIchimura, T., Kakizuka, T., Horikawa, K. et al. Exploring rare cellular activity in more than one million cells by a transscale scope. Sci Rep 11, 16539 (2021). https://doi.org/10.1038/s41598-021-95930-7
2. 申込方法(随時受付)
- 申込書に必要事項を記入の上、利用開始希望日の1か月前までに、領域事務局(secretariat@singularity-bio.jp)にメール添付にてご提出お願いいたします。
- 申込書受領後、共同研究の可否などについて検討の上、折り返しご連絡させていただきます
3. 利用料について
- AMATERAS共同研究拠点(大阪大学先導的学際研究機構超次元ライフイメージング研究部門)の利用は無料です。
- 実験に要する消耗品・試薬等はご自身でご準備願います。
- AMATERAS共同研究拠点にお越しいただく際の旅費等の支援はございませんので、ご自身で負担願います。
4. 実験の制約・注意事項について
- 遺伝子組換え生物及びBSL2の病原体の試料を持ち込んでの実験については、大阪大学への申請が必要となりますので、開始までに時間を要します。
- AMATERAS共同研究拠点では、動物実験、P3以上の遺伝子組換え実験は行うことができません。
- 利用者は、自己の学術研究に利用するため、又は学術研究の発展に資するため、本共同研究を実施するものとし、それ以外の目的のための共同研究を実施することはできません。
5. 学会発表・論文発表について
- 本共同研究によって得た成果を学会や論文等で公表する場合は、当領域代表及び当領域共同研究メンバーを共著者としていただきますようお願いいたします。
6. 免責事項等
- 万が一、AMATERAS共同研究拠点にて実験中に不慮の事故が発生した場合、当方は責任を負いかねます。労災の保障の対象となる条件をご自身でご確認の上、所属する機関にて定められた手続きを取った上で実験を実施してください。
- 実験中、施設・設備等を亡失又は損傷したときは、直ちに使用責任者に報告し、その指示にしたがっていただきます。
- 施設・設備等を故意又は重大な過失により滅失または毀損したときは、その損害を請求させていただきます。
7. 守秘義務、知的財産について
- 本共同研究に付随して開示された関連情報を秘密に取扱い、第三者に開示しないでください。但し、提供時での公知情報についてはこの限りではありません。
- AMATERAS共同研究拠点内では、拠点担当者の許可なく、写真などを撮影することは禁止いたします。
- 本共同研究の結果、知的財産が創作された場合は、その内容を直ちに領域に開示し、その取扱いについては、協議を行い、両者の合意により決定するものといたします。
8. 報告書について
- 共同研究終了後、報告書のご提出をお願いいたします。(様式準備中)
9. 同意書へのご署名について
- 共同研究実施にあたり、上記規約等に同意することについて、同意書にご署名いただきます。
10. その他
領域の活動報告などへの協力をお願いすることがあります。
以上
“Dancing Rat” (by Asako Sakai)
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