多細胞システムのパターン形成を駆動するシンギュラリティ細胞の同定と操作
研究代表者: 堀川 一樹
機関: 徳島大学・医歯薬学研究部
専門分野: 生物物理学
役割分担: シンギュラリティ細胞の検出とシステム操作
研究の目的:
発生過程における体軸・胚葉形成や自己組織化は無から有を生み出すシンギュラリティ現象の典型である。本計画研究では、最大10万細胞から構成される多細胞システム(マウス初期胚や細胞性粘菌)を対象に、等価な細胞群にシンギュラリティ細胞を生み出すためのミクロ機構を明らかにする。また、これらの細胞が臨界現象をもたらすメゾスケールでのメカニズムを解明し、マクロスケールでのシステム動態を予測・操作するための技術開発につなげる。
研究分担者:竹本 龍也
機関: 徳島大学・先端酵素学研究所
専門分野: 発生生物学
役割分担: 人工遺伝子回路の構築、ゲノム編集マウスの開発