第60回日本生物物理学会年会にて、共催シンポジウム「シンギュラリティ⽣物学を導くイメージング技術」を開催しました

2022年9月29日、第60回日本生物物理学会年会(函館/オンライン ハイブリッド)にて 共催シンポジウム「シンギュラリティ⽣物学を導くイメージング技術」を開催しました(オーガナイザー:慶大・蛭田勇樹さん、理研・渡邉朋信さん)。6人のスピーカーが、新しい発見を可能にする革新的なイメージング技術やツールを紹介しました。市村垂生さん(阪大・総括班)がトランススケールスコープAMATERAS、神谷真子さん(東工大)が酵素活性を検出するための化学プローブ、金 堅石さん(一般演題より選出)が細胞画像からトランスクリプトームを予測するための、ロボティクスとdeep learningを用いた新技術(理研・A01-3班)、竹本研さん(三重大・公募A01班)が光操作技術CALI法、大室 有紀さん(島津製作所)が最小の発光酵素PicALuc、蛭田勇樹(公募A03班)さんが長時間トランススケールイメージングを可能にするケージドルシフェリンについて発表を行いました。質疑応答では、さまざまなバイオイメージング対象に対して紹介された技術を応用を想定した質問が多数あり、開発側とユーザー側の研究者との間で前向けな議論が行われました。