OMEROは、英国University of Dundeeを中心とした国際グループが開発している、テラバイトレベルの顕微鏡画像データの管理と活用のソフトウェアです。欧州を中心に、顕微鏡画像データの管理と活用の国際的なデファクトスタンダードになりつつあります。今回、OMEROの初歩的なワークショップが開催されます。当領域「シンギュラリティ生物学」もこのワークショップに協賛しています。OMEROの概要や、その活用法に興味のある方は、ふるってご参加ください(参加をご希望の方は、下記ホームページに記載の連絡先までお問合せください)。
バイオイメージインフォマティクス技術の使い方を初歩から学ぼう
OMERO (http://www.openmicroscopy.org) はテラバイト単位の顕微鏡画像を管理することを目的に、Jason Swedlow 教授らのグループにより開発されたソフトウェアプラットフォームです。OMEROは顕微鏡画像を安全に管理しインターネット上で共有/利用できるフリーのソフトウェアプラットフォームです。
この度、その開発者である英国ダンディー大学のJason Swedlow教授と彼のチームにより、OMEROワークショップを神戸で行っていただくこととなりました。このワークショップでは、実際にOMEROを使いながら顕微鏡画像を視覚化して分析する実践的なチュートリアルを体験することができます。
【開催日】 2018年10月25日(木) 13:00~17:00 【会 場】 神戸市 理化学研究所融合連携イノベーション推進棟(IIB)8階 【アクセス】 (アクセス(東エリア), 神戸キャンパス建物配置図KE02) 【参加費】 無料 【懇談会】 17:30~19:30 ¥2,000(学生: 無料) 【言 語】 英語 【定 員】 50 名 【申 込】 下記ホームページより参加登録をお願いいたします。 http://ssbd.qbic.riken.jp/event/omero2018
プログラム概要 内容: ・OMEROの基本的な使い方(プログラミングのスキルは必要ありません)。 ・OMERO APIを用いたアプリケーションを使用した手動データ処理から自動処理ワークフローへの移行方法 ・CellProfiler、ImageJ、RなどのツールとOMEROの連携方法 ・解析データの作成方法 ・OMEROサーバーの管理方法 *顕微鏡検査、スクリプティング、データ解析の知識は必要ありません。 *顕微鏡画像を扱う学生や研究者の方はぜひご参加ください。 ☆ノートパソコンをご持参ください。
問い合わせ先: 国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター 発生動態研究チーム E-mail: onami-sec[@]riken.jp